1カ月でコーチ配転3度…最下位オリ止まらない“責任転嫁”
開幕1カ月でコーチを3回も配置転換したのがオリックス。昨28日、三輪一軍バッテリーコーチを育成コーチ、鈴木二軍育成コーチを一軍バッテリーコーチにすると発表した。
「バッテリー部門がうまくいっていない。四球も多くなっている(リーグワーストの124)。発想の転換も含めて考えた方法」とは横田球団副本部長だ。
28日現在、9勝15敗の最下位。防御率4・99はリーグワーストで、確かに「バッテリー部門はうまくいっていない」。しかし、うまくいっていないのはバッテリー部門に限らない。チーム総得点(72)もチーム打率(・238)もリーグワーストだ。
開幕後、酒井一軍投手コーチをベンチ担当からブルペン担当へ。さらに二軍の星野育成コーチと入れ替えたものの、状況は一向に改善されない。そして今回が3度目の配置転換になる。フロントはチーム編成の失敗の責任をコーチに押し付け、やれることはやっていると内外にアピールしているようにしか見えないのだが。