広島に大敗で嘆く虎ファンは“夏の甲子園”好投手に熱視線

公開日: 更新日:

 まさに貧すれば鈍す、だ。

 9日に行われた首位広島との3連戦初戦。Aクラス浮上のためにも負けられない阪神はしかし、序盤で先発岩貞が炎上。押し出し四球を含む4失点で、三回途中にKOされた。さらに2番手の松田も代わりばなに押し出し四球。終盤にもリリーフ陣が打ち込まれ、終わってみれば3-10の大敗だった。

 これには阪神ファンの佐藤司氏(神奈川大名誉教授)も、嘆くことしきり。

巨人は広島にぴったりくっついて、良い流れは見えている。阪神も前半戦と比べて元気が出てきてはいるのですが、それでも本当の阪神の良さとは程遠い。いい傾向はないですね」

 その阪神の本拠地・甲子園では全国高校野球選手権、通称「夏の甲子園」が開催中。8日は履正社(大阪)の左腕、寺島(3年)が2安打11奪三振1失点の完投勝利。さらにこの日は横浜(神奈川)の先発右腕、藤平(3年)が七回途中までで13奪三振と、対戦した東北打線をきりきり舞いさせた。

 阪神ファンとしては寺島か藤平、大会後もどちらか1人でいいから甲子園に残って欲しいと思っているのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる