もったいない! 女子バド4強賭け山口と奥原が日本人対決

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 リオ五輪バドミントン女子シングルスは日本人勢2人が順当に8強入りした。

 日本時間16日午前の決勝トーナメント1回戦で世界ランク6位の奥原希望(21)が同17位のペ・ヨンジュ(韓国)と対戦。格下を寄せ付けず、わずか31分で退けた。同12位の山口茜(19)は同4位のラチャノック(タイ)にてこずりながらも、格上相手にストレート勝ち。16日の準々決勝では日本人同士の対戦が実現するため、これで同種目で日本勢初の4強入りが決まった。

 シングルスでは国内トップを争う2人。過去の対戦では奥原が山口を圧倒している。国際大会(スーパーシリーズ)では5戦していずれも奥原がストレート勝ち。今年7月の全日本実業団選手権(福井)でも奥原が2-0で制した。

 奥原はもちろん、山口もメダル取りが期待されていた。山口は福井・勝山高1年時に出場した13年のスーパーシリーズで史上最年少(16歳3カ月16日)で優勝。その後も国際大会で決勝進出を果たすなど、海外でも結果を残している。日本人のメダル候補同士が準々決勝で潰し合うとは、もったいない話だ。

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