DHなし第7戦なら…日ハム大谷「3番・右翼」を限定解除か
セ・リーグの本拠地では、DH制は採用されない。第6戦以降のマツダスタジアムで大谷をスタメン出場させるには、どこかを守らせなければいけないが、栗山監督は今季、大谷を投手以外の守備に就かせていないのだ。
■栗山監督の「ない」は信用できない
栗山監督はしかも、ソフトバンクと対戦したCSファイナルステージ第1戦に「8番・投手」の「リアル二刀流」で起用した大谷を、一夜明けた2戦目「3番・DH」で起用した際、「日本シリーズでこういうことはないと思う」と発言。大谷の「中0日」での打者起用すら否定していた。
「そのCS第5戦ではDHで先発出場させた大谷を九回にストッパーとして投入した。このときも栗山監督は、『こんな使い方はもうしない。来年も』と自分に言い聞かせるように言った。大谷を壊さないよう、慎重に起用しながらも、勝負どころでは驚くような起用をする。広島が警戒するように、日本シリーズの最終戦なら十分にあり得る話だと思う」(テレビ局関係者)
7戦目までいけば答えは分かるが、王手をかけられた広島に、あるかどうかも分からない最終戦の心配をしている余裕はない。