初のダウン更改も…阪神藤浪は“ダルの穴”でスケールアップ

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 阪神の藤浪(22)が27日、1000万円減の1億6000万円でサインした。今季は7勝11敗に終わり、新人年から続いた2ケタ勝利が途切れ、プロ4年目で初の年俸ダウンとなった。

「来季の目標は200イニング」と、意気込む右腕はこの12月、ダルビッシュ(レンジャーズ)が行っている自主トレに参加した。田中(ヤンキース)、大谷(日本ハム)、中田(同)らトップ選手が集う“虎の穴”で肉体に磨きをかけ、1日5食にプロテインも摂取したことで体重は6キロ増の97キロに。太りにくい体質といわれる男が1カ月足らずで体がひと回り大きくなったのは驚くばかりだ。

 ダルは写真週刊誌の取材で藤浪について、体の強さは大谷にヒケをとらないがバランスが悪い。1年目から一軍ローテを守り続け、体に疲れが出て崩れている部分がある、などと指摘していた。

 藤浪はダルとの自主トレで、肉体改造の一環としてトレーニングが終わって1時間半後に食事することを教わった。技術面ではカットボールの握りや軌道についてアドバイスを受けたという。ダルの「インスタグラム」では、藤浪が懸垂をする動画が公開されている。

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