スローガンの経緯も 早実主将・清宮“ラストイヤー”の決意

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 早実は新チームが始動するタイミングで新スローガンを掲げる。清宮はみんなが口にできる言葉がいいと思った。合言葉にすることで一体感を作りたかった。「GO! GO! GO!」という言葉が浮かんだ。

「(プロ野球ソフトバンクの16年のスローガンは『熱男』でした。松田選手が本塁打を打ったとき、『アツオ』と口にする。それによってベンチと球場にいる人たちが一つになっているように感じました。早実の強みは野球部員だけじゃなく、応援して下さる多くの方々がいて、球場の雰囲気を変えて相手をのみ込んで自分たちのペースにもっていけること。それに、スローガンは抽象的な言葉です。『GO! GO! GO!』ということで、球速5キロ、飛距離5メートル、体重5キロアップを目標に掲げた。具体的な数字があれば、練習に取り組みやすくなると思ったんです」

■「センバツで証明したい」

 主将自ら率先して「プラス5」に取り組んだ。体重は100キロを少し上回り、下半身が大きくなったと実感している。4番を打つ野村(1年)も体重は最大で5キロアップ。太ももも5センチほど太くなり、ジーパンがきつくなった。清宮が続ける。

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