秋季キャンプで課題を吐露 G高木京「再契約」への条件
それでも直球が140キロではまだ遅い。一軍通算で139試合に登板し、6勝0敗。デビューから黒星がないこの中継ぎ左腕が、一軍でバリバリ投げていた頃はもっと速かった。
「140キロ台半ば? そうですね。その辺がボクの目安になります」
高木京の参加を進言した斎藤投手総合コーチは「山口鉄や森福がなかなかうまくいってない。その役割になってくれれば」と期待する。そのための「テスト期間」でもある。
もちろんキャンプ中の実戦で結果が欲しいところだが、まずは体重、球速をともに「2、3キロアップ」させてベスト時に戻すことが、支配下登録復帰への関門となりそうだ。