4年前は久保康流出 阪神がFA大和争奪戦でベイに連敗危機

公開日: 更新日:

阪神は条件を当初の3年契約から4年へ上積み、宣言残留も認めたが、阪神は金本監督が若手育成を主眼に置いているため、大和のレギュラー確保は厳しいだろう。実際、大和はシーズン最終戦に高卒3年目の植田を代打に送られている。不気味なのは交渉過程を一切、公にしない方針を明らかにしたDeNAでしょう。二塁ならレギュラーを取れる可能性がある。阪神以上に重宝される。その上、DeNAは阪神よりも得点力がある。守備がいい大和なら2番か7番あたりで打率2割5~2割6分を打てれば戦力としては十分でしょう」(前出の関係者)

オリックスも強敵

 そこで想起されるのは2013年オフ。阪神はFA権を行使した久保康友をDeNAにさらわれた。

 阪神はこの久保を翌シーズン、抑えとして起用する方針を掲げ、必死に引き留めた。DeNAよりも契約条件は良かったそうだが、久保は抑えは不向きと考え、先発としての出場機会を求めて移籍を決断した。出場機会を求めているという点では大和も同じだ。

 資金力豊富でリーグが違うオリックスも強敵といえる。他球団との交渉解禁は16日から。阪神の引き留めが不発に終わる可能性はある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末