言い訳をHPに 貴乃花親方「無断欠勤」隠蔽工作と噴飯FAX

公開日: 更新日:

 3月場所初日を無断欠勤した貴乃花親方(45)。12日の2日目も会場(エディオンアリーナ大阪)に姿を現さなかった。

 すると同日、部屋のホームページを更新。本場所に来なかった理由を、「貴ノ岩は、頭部に負った傷の回復状況から、心身への影響や後遺症等について予断は許さない状況であり」とし、会場には「常時滞在することは極めて難しい状況」と続けた。

 さらに「日本相撲協会にも、その旨ご説明させていただいております」としている。

 これだけ読むと、スポーツ紙も書いている無断欠勤や職場放棄は濡れ衣で、職場に行けない理由はきちんと説明しているじゃないか――という印象を受ける。

 が、事実は異なる。春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は貴乃花親方からの連絡の有無に関して、「ノーコメント」と言ったが、ある親方は「無断欠勤だ何だと騒がれたもんで、慌てて言い訳を考えたのですよ」と、こう続ける。

「協会には貴乃花親方からファクスが届いたらしい。でも、それは今日12日の話でしょう? それなら初日が無断欠勤である事実に変わりはない。しかも『協会に説明した』とあるが、世間では一方的にファクスを送り付けることを説明とは言わないでしょう。さらにファクスには、急用の際はファクスして欲しいと書いてあったとも聞きました。急用でも電話でなくファクスなんですかね(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド