日大アメフト退部を決意も 宮川選手をクラブチームが狙う
宮川選手は22日の会見で「アメリカンフットボールを続けていく権利はないと思う。この先、アメリカンフットボールをやるつもりもない」と言ったが、テレビで会見を見ていたXリーグ(社会人アメリカンフットボールリーグ)のOBは「そうは言っても、クラブチームが放ってはおきませんよ」と言ってこう続ける。
「加害者である彼も、監督やコーチの命令に従わざるを得なかったことで被害者であることが明らかになった。アメフトを続けることを批判する者は皆無でしょう。これだけ世間を騒がせたし、マスコミの前で名前も顔も出した。気持ちの切り替えにはかなりの時間を要するだろうが、彼はU―19の日本代表にも選ばれた実力者です。社会人のチームでも十分にやっていける技量がある。半年もすれば、『うちに練習に来いよ』と声をかけようと考えているクラブチームが、5つか6つはあります」
Xリーグの選手登録は最大65人だが、どのチームにも練習生が10人前後はいる。
「宮川君は大学を辞めるとは言っていない。クラブチームで練習生として汗を流し、卒業したら選手登録して公式戦に出ればいい。日本のアメフト界のためにも、それが一番いい」(前出のOB)
日大を卒業したら、ライスボウルで日本一になるかもしれない。