23打席連続無安打…岡本に「巨人・4番」重圧克服の処方箋

公開日: 更新日:

「4番打者として、無理に大きい当たりを打とうとしている印象です」

 巨人岡本和真(22)についてこう話すのは、ライバル球団の首脳陣の一人だ。

 今季14本塁打をマークする岡本は、1カ月前の6月2日のオリックス戦で巨人軍第89代の4番として起用された。21歳での大役はあの松井秀喜以来。その試合でいきなりアーチを放ったが、27日の広島戦からの5試合で23打席連続無安打と当たりがパッタリ止まった。

 1日の中日戦後、高橋由伸監督は報道陣から「ちょっと気がかりでは?」と聞かれ、苦笑いを浮かべながら「そうですか? 大丈夫じゃないですか。打つんじゃないですか、そのうち」とかばっていたものの、冒頭のライバル球団首脳陣はキッパリとこう言った。

「これまでもアッパー気味に打っていたとはいえ、甘い球をきっちり仕留めていた。しかし最近は力みもあってか、無理やり“かち上げ”に行っている。やられたと思った打球が上がりすぎてフライアウトになったり、ミスショットをしてファウルになったりしているだけでなく、ボール球にも手を出すという悪循環に陥っているように見ええます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”