10年3億ドル契約 ユニクロ“大看板”にフェデラー抜擢の効果

公開日: 更新日:

 ある広告関係者が言う。

「少々アクが強いジョコビッチは苦手だという人もいるが、慈善活動にも熱心なフェデラーは言動もプレーもスマート。誰からも愛されるキャラクターです。ユニクロのウエアでプレーして、世界に与えるインパクトはジョコビッチ以上。今も衰え知らずでこの先も4大大会の優勝回数を伸ばすでしょう。一方、これまでは大きかった国内の“錦織効果”に関しては疑問ですね」

 錦織がユニクロと契約したのは2011年。その後メキメキ腕を上げ、2014年には全米オープン準決勝でジョコビッチとのユニクロ対決を制し、準優勝。「4大大会にいつ勝ってもおかしくない」と、テニスに興味がなかった人にも大きな期待を抱かせ、多くの人が錦織の試合を見てテニスのルールを覚えた。

「錦織は15年以降、世界の頂点に君臨していたジョコビッチと8度対戦。ジョコの棄権以外は全敗したが、ユニクロの宣伝効果は大きかった。でも、昨年右手首を故障し、世界ランクも注目度もガクッと落ちた。今では錦織の試合を熱心に見るのはテニスファンしかいない」(前出の関係者)

 錦織は1回戦でセルビアのC・ハリソン(24=同198位)と対戦し3―1で下した。今大会でフェデラーと、新たなユニクロ対決を実現させるには決勝まで勝ち上がらなければならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」