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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

ユニクロの狙いは? フェデラーと“10年300億円契約”の意味

公開日: 更新日:

 今回のサプライズ契約を成立させたのは解説者でユニクロアドバイザーの坂本正秀氏だ。伊達公子のコーチ経験もあり、米国留学時代からの人脈も豊富だが、こう話す。

「世界のフェデラーですから、これで終わりではない。いろいろな企画を考えているところです」

 実は来年9月の第3回レーバー・カップの開催地が未発表。東京オリンピックに向け、有明テニスの森の改造は進んでおり、そのこけら落としに世界のトップ選手が集まる可能性もある。広報委員長が暴言解任されるなど、組織的に行き詰まっている日本テニス界に、フェデラーが一石を投じるのか。

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