「心にスキをつくるな」バス内で古田監督に1時間特別指導
日々、チームを引っ張るくらいの気持ちで試合に臨もうと意を新たにしたものです。
07年には132試合に出場し、ベストナインを獲得することができました。古田監督からいただいた監督賞の封筒は、今も大事にとってあります。
その一方で、年間を通して試合に出続けた経験がなかったこともあり、シーズン終盤には右足が肉離れを起こしました。テーピングを巻きながら、プレーしていました。残り試合がわずかになったある日、古田監督から「全力疾走しなくてもいいから、試合に出てくれ」と伝えられました。レギュラーとして認められたのではないかと、初めて思えた瞬間でした。
(つづく)