真央方式を取り入れ ザギトワ世界選手権“打倒紀平”の秘策

公開日: 更新日:

 ロシアの女王は完全復活とならなかった。

 フィギュアスケートの欧州選手権(ベラルーシ・ミンスク)は25日(日本時間26日)、女子フリースケーティング(FS)を行い、ショートプログラム(SP)でトップのアリーナ・ザギトワ(16)は123.34点で4位。SPと合わせて198.34点で2位に終わった。連覇を逃したものの、3月に行われる世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の代表入りが内定した。

 金メダルを獲得した平昌では華麗な演技で世界中を魅了したザギトワ。10代半ばにして一躍、トップスケーターに躍り出たが、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルでは紀平梨花(16)の後塵を拝し(2位)、続くロシア選手権では5位と惨敗した。

 GPファイナル後は、連続ジャンプなど大技の精度を高めるより、基本的なスケーティングの見直しに着手。ザギトワはロシアメディアの取材に「今は完璧に滑ることが目標」と、まずは足元から固めていると明かした。

 これは、かつて浅田真央(28)も取り入れたもの。浅田は滑りを安定させたことで、武器としていたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の向上につなげた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末