令和最初の「夏の甲子園」ベンチから漏れてきた裏情報

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「何より『飛ぶバット』が大きいよ。性能は昔よりも格段に向上した。金属の素材が良くなり、さらに薄く壊れやすくなった半面、反発力が増して、こすった打球でも外野の頭を越えたり、スタンドインしたりする。これがひいては上体に頼った力任せの『金属打ち』に拍車を掛けている。プロ入り後に伸び悩む高校生は、金属打ちが染みついているから。米国の高校では、あえて飛ばない金属バットを使って、技術向上を図っている。高校野球も、木製バットを導入する時期に来ているのではないか」

■レギュラーに練習をボイコットさせて就任した伝統校監督

 高校野球の監督といえば、かつては「やりたい職業」のベスト3に入ったほど。それが伝統校ならなおさら。地方では名士扱いされることもあるだけに、なり手はゴマンといるらしい。今回の出場校の監督の中には、前任者の足を思い切り引っ張って、その座を射止めた人もいる。

「地方の伝統校の監督ですよ」と、さるマスコミ関係者がこう言った。

「もともとコーチだったのですが、前監督の力になるどころか、部員を利用してやいばを向けた。主要なレギュラーメンバー数人に練習をボイコットさせたのです。これが前監督にとって大きなダメージとなった」

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