U18W杯カナダ戦18K 奥川の奪三振ショーに米国スカウト仰天
■ロイヤルズが日刊ゲンダイに“逆取材”
ア・リーグ東地区球団の国際担当スカウトが、「スライダーはもちろん、スプリットが素晴らしい。日本の素晴らしいプロスペクトだ。ササキ(佐々木朗希)目当てに来たが、オクガワも間違いなく、将来はメジャーでやれる。まずは日本のプロ野球に行くんだろ? これからも追いかけるよ」と言えば、ロイヤルズの国際担当スカウトは本紙記者に「オクガワは日本のドラフトでは何番目の選手だ? 日本のどこの球団が狙っているんだ?」と逆取材してきた。
「すぐに連れて帰りたい? ハハハ、日本の選手はいきなり獲得できないことを理解しているから無理だよ(苦笑い)。日本のみならず、世界の中でトップクラスの実力はある。次はぜひ、ササキを見たい」
全米を驚かせる好投をした奥川は、今回のメンバーで唯一、2年生だった昨年のアジア選手権で代表入りしている。
その際に経験したことは随時、チームメートに還元。
24日に代表合宿へ合流した際には、全体ミーティングで「短期間で一つのチームになることが大事だ」と発言した。