FA美馬&鈴木獲りで“金満”原監督「人的補償は敵」の大放言
巨人はFA補強の代償として多くの人材を失ってきた。昨オフは丸の人的補償として長野が広島へ。炭谷の人的補償で内海が西武へ移籍した。2人とも選手会長経験者の大物だっただけに、28人のプロテクト枠から外した原監督が批判されるなど物議を醸した。最近では奥村(ヤクルト)や平良(DeNA)ら若手を失ったケースもあった。巨人はこれまでFAで総勢26人を獲得し、13人が人的補償として他球団へ移籍している。
巨人ファンのコジロー氏(漫画家)が「巨人が強くなるのはうれしいですが、さすがにこれは暴論に聞こえますね」とこう続ける。
「FAの人的補償というのは、リーグの戦力均衡のためにあるわけでしょう。そうでないと、財力がある巨人やソフトバンクが選手を取りまくり、戦力が集中してしまうのは目に見えています。巨人ファンとしては、勝つのと同時に自前のスターを育てて欲しいという思いもあるんです。他球団がこれを聞いたら『何を言ってんだ!』と怒ると思います」
■「参加しない球団を叩くべき」