ビーチW杯準決勝はポルトガルと 「大人のサッカーで臨む」
「彼はブラジル代表GKの二番手、三番手の選手だったが、正GKを目指してルーツのあるポルトガルに帰化。ポルトガル代表の主軸としてプレーしています。足元の技術が高く、マイボールの際の攻撃の起点としても十二分に機能している」
日本代表は「代表に不可欠な存在」(ラモス監督)であるFP大場崇晃の出場停止が痛い。大黒柱の茂怜羅オズとのプレー相性が良い分、ダメージは決して小さくない。
準々決勝のウルグアイ戦でスーパーセーブを連発したGK照喜名辰吾がこうコメントした。
「自分の中でポルトガルというのは、めちゃくちゃ強いチームです。勝つためには、プレーヤー全員が持てる力を100%発揮した上で何人かの選手が<スーパープレーを見せる>が必要だと思います。ただし彼らのプレーの特徴や動きをインプットし、自分たちのプレーを確認しながら、きちんと対応すれば結果は出せると思っています」
未体験ゾーンの決勝進出をぜひ叶えてほしい。
(取材・文=絹見誠司/日刊ゲンダイ)