今季も巨人“カメ頼み”37歳ベテラン亀井に開幕スタメンの目

公開日: 更新日:

 12日、室内練習場で今キャンプ2度目の非公開練習を行った。報道陣をシャットアウトし、サインプレーを確認。外野手の亀井善行(37)、陽岱鋼(33)がともに一塁に入り、内野のサインプレーに加わったという。

 原監督がこう言った。

「亀井という選手は、1番も3番も5番も打てる貴重な選手。その中で外野、内野ができるのは非常に大きい。体も若いしね、モチベーションも失っていない。ありがたい存在だね」

 外野は中堅に丸、右翼には新外国人のパーラが入る見込み。残る左翼の1枠をめぐり陽や石川らがしのぎを削る構図となっている。チーム関係者がこう言った。

「首脳陣は外野の1枠を亀井や陽ではなく、若手を競わせたいのが本音。今のところ石川(26)が目立っているものの、一軍スタートだった期待の重信(26)を筆頭に、松原(25)、加藤(20)、育成の八百板(23)らが紅白戦3試合の結果などから、早々とファーム行きを命じられた。結局、開幕左翼のスタメンは亀井でしょう。脅かすイキのいい若手が出てこないんですから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド