U18新監督に明徳義塾・馬淵氏の仰天人選 前任の反面教師で

公開日: 更新日:

 アッと驚く人選だ。

 日本高野連は19日、U18日本代表監督に、明徳義塾の馬淵史郎監督(64)が就任すると発表した。任期は2021年U18W杯まで。コーチ陣は、花咲徳栄の岩井隆監督ら、全員が甲子園優勝監督という豪華メンバーである。

 馬淵監督は、02年夏に全国制覇を果たすなど、甲子園通算勝利数51勝は歴代4位。02年には日米親善野球で高校選抜の監督を務めた経験もある。

「3代前の大阪桐蔭・西谷監督以来となる現役監督の就任。背に腹は代えられないということ」

 とは、高野連関係者。

「小枝、永田と2代続けてOB監督になったのは、代表選手の選考上、全国各地の選手視察と指導者との連携、各都道府県の高野連関係者からの推薦、といったやりとりをするにあたり、現役監督ではスケジュールに無理があるから。永田監督の退任後も、OB監督を中心とした人選をという意見もあったが、近年のU18は世界トップ級の戦力を擁しながら、17年3位、19年5位と低迷。特に昨年は首脳陣と選手との間の意思疎通がうまく図れず、選手起用は偏り、戦術面での臨機応変さ、柔軟性もなかった。勝利最優先の人選をした結果、馬淵監督の名前が浮上しました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  1. 6

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  2. 7

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  4. 9

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  5. 10

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  1. 6

    田中圭が永野芽郁と密会していた“妻公認”の仕事部屋…警戒感緩むもバレやすい不倫の痕跡

  2. 7

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  5. 10

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから