160km連発!開幕遅れでロッテ佐々木に「新人王」の可能性

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 26日、ロッテのルーキー・佐々木朗希(大船渡)が初のシート打撃に登板。本拠地ZOZOマリンスタジアムで、3人の左打者相手に160キロを2度マークした。菅野に一発を浴びたものの、直球で2つの空振り三振を奪った。

 3月に打撃投手を2度務めた佐々木は当初、4月上旬のシート打撃を経て、同月中に実戦デビューする計画だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月下旬にチームの活動が休止したことで計画は白紙になったものの、自主練習期間だった5月中旬以降、3度のブルペン入りをするなど、順調に調整を進めている様子。井口監督は6月上旬の一軍の練習試合で佐々木を起用する意向を示すなど、一軍デビューが近づいている。

「佐々木に限らず、選手は本来の練習ができていませんが、開幕が約3カ月遅れた分、高卒ルーキーにとっては、じっくりと課題の体づくりに取り組めたのでしょう。4月下旬時点で体重が92キロになり、昨夏より7キロも増えた。何より今の段階で160キロを投げられるわけですから、夏場に向けてさらに球速はアップしますよ」(ロッテOB)

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