マー君やダルは75%減の6億円に…MLB年俸労使対決の行方

公開日: 更新日:

 機構やオーナー側にしても、いったん決まった約束事を反故にしたのは、台所事情が逼迫するからだろう。そうなるとストライキまであるのか。

 前回のストライキ後、ファンはメジャーにそっぽを向いた。1試合平均の観客動員数は20%も減り、プレーオフのテレビ視聴率も低下したが……。

「ストによる打撃の大きさは計り知れない。経営者側も選手会側もそれはわかっています。まして7月4日の独立記念日という記念すべき日の開幕を白紙にするようなことになれば、なんだ結局はカネの亡者じゃないかと、全米のファンの強烈な反発を買うのは火を見るより明らかです。なので双方が歩み寄って、最終的には合意するのではないか。例えば、年俸を試合数の日割りにした金額からさらに一定の割合を引いた額にするとか、選手会側にはサラリーキャップ制ではないことを示す提案で妥協点を探るとか、両者とも歩み寄って決着すると思います」とは鈴村氏。

 野球をやらないという最悪の事態は回避されるというのだが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い