横綱白鵬は現役固執も…東京五輪中止なら引退へまっしぐら

公開日: 更新日:

 大方の予想通り、休場しそうだ。

 8月中に右ヒザの内視鏡手術を行った横綱白鵬(35)。いまだ相撲を取る稽古は再開できず、9月場所(13日初日)の出場が危ぶまれている。

 もっとも、最初から出る気があったかどうか。7月場所は途中休場とはいえ、12日まで出場(10勝3敗2休)していたので、当時から「きっと次は休むぞ」と言われていた。1場所ごとに出場と休場を繰り返すのは、この横綱の常套手段。もはや2場所続けて戦える体ではない。

 そんな白鵬がいまだに現役に固執しているのは、来年に延期された東京五輪が理由だ。かねて「目標は東京五輪まで現役」と公言し、開会式での横綱土俵入りを希望しているという。

■早ければ「年内」も

 とはいえ、東京五輪は「中止の可能性が高い」ともっぱらだ。新型コロナウイルスワクチンが完成しても、それが全世界に行き渡るかが懸念されている。開催可否の判断は「来年3月が限界」とか「中止なら今年中に決まる」といった声が永田町からも聞こえてくるが、もしも中止になれば白鵬の進退はどうなるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に