綱とり挑む貴景勝 “最大の敵”は復権目指す2人のカド番大関

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 特に朝乃山の悔しさは察するに余りある。新大関として迎えた昨年7月場所で12勝3敗と結果を残したのもつかの間、翌9月場所は初日から3連敗を喫するなど、10勝5敗。しかも、この場所で正代が昇進し、同じ大関の地位に並ばれた。そこにきて、貴景勝の優勝、綱とりである。

 このままライバルの独走を許せば、それこそ立つ瀬がない2大関。貴景勝にとって、最大の難敵は目の色を変えて立ち向かってくる2人だ。

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