白鵬が捨て身技で229日ぶり白星 狙うは“休場のための優勝”

公開日: 更新日:

 2018年以降は18場所中、皆勤はわずか6回。「横綱失格」との声もあるが、本人は「ケガから復帰したときは結果を残している」と胸を張り、これを支持するファンも少なくない。いくら休もうが強いのだから大目に見ろ、ということだろう。

■丸1年皆勤すらなし

 しかし、白鵬はV44を達成した昨年3月場所を最後に丸1年間、優勝はおろか皆勤すらしていない。

「出場すれば強い」といっても、それはあくまで過去の話。昨年7月場所は優勝の目がなくなるや、本場所が佳境となる終盤にもかかわらず、ケガを理由にケツをまくってしまった。強い弱い以前の問題である。

「丸1年優勝がないのは、横綱白鵬にとっては自己最長です。そろそろ土俵で結果を出して更なる延命につなげたいのでしょう。まだまだ引退するつもりはないようですから」(前出の親方)

 捨て身の相撲で初日を乗り切った白鵬。「出場すれば強い」ことを改めて証明できるか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド