大谷の開幕ローテに黄信号…中継ぎエース負傷で救援手薄に

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 エンゼルス・大谷翔平(26)の評価が日増しに高まっている。

 オープン戦は打者で8試合に出場し、20打数12安打の打率6割、4本塁打、7打点。出塁率と長打率を合わせたОPSは18割9厘と驚異的だ(日本時間20日終了時)。

 投げては最速100マイル(約161キロ)をマーク。投打の二刀流への完全復活の兆しは見せている。

 マドン監督は、ア・リーグ西地区を制するには投手力が鍵になるとし、「彼(大谷)はそのことを分かっていると思う。プレーはエネルギーであふれている」と期待を口にしている。

 指揮官は今季の起用法について「投手中心になる」と明言。開幕ローテ入りを示唆してきたが、ここにきて微妙な状況になってきた。

 セットアッパーの右腕ペーニャが、右太もも裏を痛めて全治4週間と診断され、開幕からの負傷者リスト(IL)入りが決まったのだ。地元紙「オレンジカウンティー・レジスター」(電子版)などによれば、手薄なリリーフ陣を補うため、エ軍首脳陣はリリーバーを通常より多く開幕ロースター(26人)に登録することも検討しているという。

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