森保Jを牽引する“絶好調”FW伊東純也に注文! ゴールチャンスをより得るためにすべきこと
■構えと動きが一本調子
そんな伊東が、より危険なアタッカーになるために注文を付けたい。
ボールを持って相手DFと相対し、突破を図ろうとする際の<構えと動き>が、どうしても一本調子になってしまう。
ドリブルを開始するとき、局面に応じて体の向きを微妙に変えたり、肩など体を揺らしてDFを幻惑してみたらどうか。
単純なスピードだけに頼って強引に突破するのではなく、小刻みな動きやフェイントをスピーディーに駆使することで多くのチャンスを演出すれば、もっと多くのゴールを決められるだろう。
背番号10を背負うFW南野が、最終予選に入って無得点が続いている。
中国戦でもゴールを奪えず、試合終了を待たずにベンチに下がった。もし自分だったら──。
もちろん監督の采配に異論を挟むつもりは毛頭ないが、自分の不甲斐なさを恥じ入り、ベンチを素通りして「立ち去りたい」といたたまれない気持ちになるだろう。そして、チームの勝利を祝う前に「次こそは絶対にゴールを決めてやる!」と決意を新たにする。
次戦のサウジアラビア戦(2月1日)で南野の奮起に期待したい。
(構成・日刊ゲンダイ編集部)