森保ジャパン“最優先課題”は三笘薫と相性のいいFWを探すこと!
W杯アジア最終予選グループリーグB組で3位の日本が4位のオマーン相手に1-0でリベンジを果たし、2位のオーストラリアが5位の中国に引き分けたことで日本がW杯自動出場圏内の2位に上がった。次戦は年明け1月27日の中国戦。まずは年末年始を穏やかな気持ちで過ごせる。ここは森保ジャパンに「お疲れさま。ありがとう」と言っておこう。
それにしても、オマーン戦の前半と後半とでは日本代表は<まるで違うチーム>のようだった。
前半は、見慣れた先発メンバーがパスを回すばかり。ボール保持率は69%に達したが、日本の選手同士が<同じ距離感>で並び、ボールの動きが各駅停車のようにノンビリとしていた。サイドチェンジも緩慢だし、中央突破を図ったり、ドリブルで相手選手を抜き去ったり、攻撃にアクセントがないのでオマーン選手も守りやすかったはず。
■勝利の立役者・三笘
後半の頭から登場したMF三笘薫が、試合の流れをガラッと変えた。
左サイドから独特のリズムでドリブル突破を仕掛け、再三再四、オマーンの深いエリアまで侵入してチャンスメーク。