大谷翔平「エ軍残留で600億円契約」の根拠 二刀流米メディアが報じる“無障害で放出加速”にはならない
「新オーナーは大谷を中心としたチーム編成を行い、優勝を狙えるチームづくりに励むはずです。ビッグマーケットといわれる大都市を本拠地とする球団を買収したオーナーの多くは金に糸目を付けずに大型補強を行ってきた。今や金満球団となったドジャースと、メッツが典型的なケースで、この2球団はオーナーシップが代わってから人件費が高騰した。エ軍の新オーナーも金で優勝を買うため、まずは投手陣の整備に大金を投じるでしょう」(大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏)
■メッツやドジャース並みの補強
大谷は渡米6年目の来季終了後、FAになる。今年のキャンプ終盤には球団と代理人が契約延長交渉。合意には至らなかったものの、球団側はメッツ・シャーザーの年平均4330万ドル(約59億4000万円)を超える史上最高額のオファーが必要と理解したという。
「新オーナーは選手の補強に資金を惜しまないのはもちろん、大谷の引き留めにも全力を傾けるでしょう。シャーザーの年平均の史上最高額を更新するのは確実で、出来高も含めれば年俸総額トップで同僚のトラウトの約572億円(12年)を上回るのではないでしょうか」(友成那智氏)