侍ジャパンU18浅野翔吾「キャプテンシー」の原点 高松商監督が見た“最多”ドラ1位候補の成長秘話
「浅野のキャプテンシーは立場がつくったものだと思います」
31日に行われた侍ジャパンU18壮行試合に「1番・右翼」で先発した浅野翔吾(高松商=香川)について、こう話すのが同校野球部の長尾健司監督(52)だ。
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浅野といえば、「全打席出塁」を掲げた今夏の甲子園で10打数7安打、3本塁打、5四死球、2盗塁をマーク。多くのスカウトが「ドラフト1位は確実」と太鼓判を押し、「ベンチから声を出してチームを鼓舞する姿などから、強いリーダーシップを感じた」(オリックスの山口和男スカウトグループ長)と、精神面も高く評価されている。
■「俺が俺が」からの変化
U18の指揮を執る馬淵史郎監督も、30日の立大戦後に「浅野がチームのムードをワッと上げた」と話している。前出の長尾監督が言う。