原英莉花が初日5アンダー3位T発進! 師匠ジャンボのおかげで腰痛改善し好調キープ
【ゴルフ5レディス】初日
原英莉花(23)が好調だ。
前週の「ニトリレディス」は大会3日目まで首位に立ちながら、最終日に崩れてツアー4勝目を逃したばかり。今大会初日は67で回り5アンダー3位タイと、2週連続で好スタートを切っている。
「(今季から使いだした)クラブも安定してきて、自分のクセもある程度許容できている。体の状態もいいことが重なって、気持ちが前向きになってプレーできたのがよかった」(原)
今シーズンは22試合に出場して未勝利、予選落ち8回と精彩を欠いていた。原因は昨年から長引く腰痛。それも師匠のジャンボ尾崎が紹介した病院で治療を受けて改善され、ここ2戦は連続トップ10入りと上り調子だ。
「ジャンボも現役時代から長く腰痛に悩まされており、原のスイングを見ただけで、どういう治療がいいのか適切なアドバイスができる。これまでも特製の素振り棒を与えて飛ばしのコツを伝え、パット不振になればスムーズにボールが転がるパターを見つけて与えるなど親身だった。かつて女子プロがイップスになった時、師匠から“私はイップスになったことがないから直し方はわからない”と突き放され、師弟関係を解消したというケースもあった。ジャンボは強面ですが、ああ見えて面倒見がいい。だから、西郷真央、笹生優花といった若くても力のある選手が育っているのです」(ツアー記者)
原もジャンボに一日も早く優勝報告ができるように奮闘しなければ罰が当たる。