ソフトバンク来季“四軍”設立の狙い お手本はマイナー4球団を抱える米メジャー
ソフトバンクは育成上がりの選手が少なくない。エースの千賀、正捕手の甲斐、俊足の周東、右腕の石川と大関、内外野を守れる牧原などの主力は、いずれも育成出身だ。
三軍を拡大すれば、そうした「原石」がさらに芽を出しやすい環境になるだろう。
「とはいえ、誰でも彼でも獲得するわけではない。去年のドラフトで14人を育成指名したのは、素材のいい選手が多かったから。今年もそうだとは限らない。もし、原石に値する選手が少なければ、チーム拡大構想は延期でしょう。ソフトバンクはマイナー4球団を傘下に抱えるメジャーのチーム作りをお手本にしている。名称も『四軍』と格差をつけることで競争を煽るのか、それとも三軍をA班B班に分けるのか、まだ決まってないそうです」(前出のOB)
他球団は戦々恐々か。