「今なら打てば入る!」カナダ戦でゴールの相馬が森保ジャパンの新オプションに
「サプライズ選出」のMF相馬勇紀(25=名古屋)が存在感を増している。17日のカナダとの親善試合でジャンピングボレーを決め、森保監督に強烈アピールをしたのだ。
W杯の日本代表では史上最小兵の166センチ。スピードが武器で、前半は右サイド、後半は左サイドに移ってフル出場すると、強度の高い守備でショートカウンターの起点になるなど、持ち味を十分に発揮した。
W杯予選に1試合も出場せずに本大会のメンバー入りを果たしたのは、7月に国内組で参加したE-1選手権で、FKを決めるなど3試合3ゴールの活躍が評価されたから。「FKのキッカー」としての期待も大きい。
過去の日本代表には中村俊、遠藤保、本田といった名手がいて、日本の武器になっていた。ただ、2018年7月の森保ジャパン発足後に直接FKを決めたのは、原口(18、19年)の2点のみ。セットプレーが日本の課題となっている。
東京・調布市出身。三菱養和調布サッカースクールや同ジュニアユースから早大を経てJリーガーとなった。名古屋関係者がこう言う。