DF板倉滉が間に合った!「これからもっと上げていける」と決意 カナダ戦強行先発の可能性
11月14日
欧州各国リーグが中断期間に入った14日。ドーハの日本代表に主将の吉田麻也ら7人が新たに合流。総勢18人で練習が行われた。冨安健洋が別調整を強いられる中、ひざの負傷で長期離脱していた浅野拓磨、板倉滉がランニングから参加。森保一監督を安堵させた。
とりわけ中山雄太が離脱したDF陣は手薄感が否めないだけに、板倉の復帰は朗報といえる。
「やった瞬間は『W杯も厳しいんじゃないかな』と思ったけど、何とか間に合った。完全にフィットした状態で23日のドイツ戦に行ける」と本人も自信をのぞかせた。
練習前に現地日本人学校との交流プログラムが行われ、森保監督が笑顔で「一緒に頑張りましょう」と大声で呼びかけると大いに盛り上がった。
小学生から「W杯優勝という夢をかなえてください」という言葉を贈られた選手は神妙な面持ちで聞き入り、34歳の主将は「この4年間は本当にこのW杯に懸けてきたと言っても過言ではない。自分のキャリアの中で一番いい大会にしたい」と躍進を誓った。その横で爽やかな笑顔を見せていたのが、板倉である。