セネガルあるぞ”ジャイキリ” オランダに敗戦も「旋風起こせるポテンシャル」と専門家
アフリカ王者が黒星発進である。
セネガルが優勝候補のオランダに0ー2で敗退。過去2大会は1次リーグ初戦でフランス、ポーランド相手にジャイアントキリングを成し遂げたが、出場3大会連続での大物食いはならなかった。
セネガルは持ち味である「堅守速攻」を発揮し、再三に渡って相手ゴールを脅かしながら、決定機を欠いた。逆に後半40分過ぎに先制されると、ロスタイムに追加点を許して競り負けた。
エースFWのサディオ・マネ(30=リバプール)の欠場が響いたとはいえ、セネガルは個の身体能力に頼るアフリカ勢の中では異色のチーム。同国の英雄で、就任7年目のアリウ・シセ監督(46)の手腕もあって組織的守備による堅守に磨きがかかった。
前回2018年ロシア大会は日本と同組で、フェアープレーポイントの差で1次リーグ敗退。今大会は初出場で8強入りを果たした2002年日韓大会以来の上位進出も決して不可能ではないだろう。
サッカーダイジェスト元編集長・六川亨氏がこういった。