伊達公子氏がブログで公表 大坂なおみに大先輩の「苦言」は届いているのか?

公開日: 更新日:

 女子テニスの東レ・パンパシフィックオープン出場中の大坂なおみ(世界ランク48位)。すでに4大大会を4度(全豪2、全米2)も制しているが、11日に閉幕した全米オープンは初戦で敗退。その際、大先輩の苦言がテニス界で話題になった。

 大先輩とは、全豪、全英、全仏でベスト4に進んだ実績を持つ、元世界4位の伊達公子氏だ。大坂の試合を観戦した同氏は9月1日、自身の公式ブログで、負けた直後に会場のスクリーンに映し出された自分の姿を携帯で撮っていた行動が気になったという。

「私自身が選手だった時、負けた時は1秒でも早くコートを後にしたいという気持ちだった(中略)同じ日、ビーナスは1回戦で負けた後、ラケットをラケットバッグにも入れず、手に持ったまま早々とコートを後にした。この2人の取った行動の違い。私はビーナスのその姿があったから、大阪選手に違和感を感じてしまったのかもしれない。選手たちは負けた時、悔しくて自分を責める言葉が脳裏に繰り返し出てくる。どうしてそんな状況の時にスタジアムのスクリーンに写り出されている自分を携帯で撮ろうという気持ちになれたのか?そこには何か意図があったのか??大坂選手には、もっとグランドスラムで優勝できる力がある。世界のトップを走り続けるためには、もっとオンコートで貪欲になってほしい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」