19歳落合が最速新十両昇進!中高恩師が明かす“令和の怪物”意外な長所と武器「体育祭のリレーでは…」

公開日: 更新日:

■50メートル6秒台の俊足

 落合は150キロの巨体ながら、50メートルを6秒台で走るという。中学3年時から宮城野部屋へ入門するまで通いつめていたトレーニングジム「S-BODY GYM」の岸本拓郎代表が言う。

「十両昇進は彼にとって通過点。プロや横綱になりたいなんてことは言わず、『史上最強の横綱になる』と、ことあるごとに言っていた。キツいトレーニングをしても苦しそうな様子はなく、むしろ楽しんでいた。たしか、スクワットは220キロ、デッドリフトは240キロを持ち上げていました。彼の周囲80センチ超の太ももを見ればわかりますが、上質な筋肉の塊です」

 以前、大谷翔平がSNSで225キロをデッドリフトする動画を投稿し、世界中から驚きの声が寄せられたが、それを超える数字だ。

「フィジカルの強さだけじゃありません」と言うのは、鳥取城北高相撲部の井上俊男監督だ。

「非常に研究熱心で、取組の動画を撮ってくれと頼まれたのは長い指導歴の中で落合が初めてでした。練習が終わると、『今日はどうでしたか』『ここを変えたいから、アドバイスをください』などと、すごく細かく聞いてくる。私だけでなく、稽古を見に来たOBにまで尋ねていたくらいです。そうした真摯な姿勢は後輩の良い手本になっていました」

 落合はこの日の会見で「相撲を始めたときから夢だった横綱になりたい」と力強く宣言した。十両もあくまで通過点である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育