ビーチサッカー代表 大会前日にタイ入りした若手に「相手エリアでチャレンジャーになれる」と大黒柱オズ激励
日本とインドネシア、中国、レバノンとの実力差は歴然
この日のチーム練習では、GKと両サイドの選手とのボール交換で相手の出方をうかがい、タイミング良くシュートまで組み立てる練習やGKがマイボールを前に運び、真ん中に空いたスペースを有効利用してシュートに持ち込むメニューなどに汗を流した。
伊藤も攻守に積極的な動きを見せ、時間を見つけてはピッチのサイドでダッシュを繰り返すなどコンディション面の仕上げに余念がなかった。
「相手エリアに入るとオーバーヘッドのシュートを放ったり、攻撃の部分でチャレンジャーになれる選手です。自エリアではボールを受けたらシンプルに味方に預け、そこからスピードを生かして相手エリアに入り、そこからゴールを狙っていって欲しい」(オズ)
前回W杯ロシア大会準優勝の日本とインドネシア、中国、レバノンとの実力差は歴然としている。
歴然とはしているが、チーム最年少の合流がベテラン、中堅選手たちにポジティブな化学反応を引き起こし、チーム全体が攻守に渡って「日本ならではのビーチサッカー」を存分に見せ付けながら勝ち進んでもらいたい。