侍J“メンタル安定剤”のダルビッシュ 3試合5失点だからこそ自己最多超えの「20勝」まであるぞ

公開日: 更新日:

 若手投手にはリラックスして臨むよう諭し、自身はあくまでも今大会を調整の一環と位置付けていたのだ。

 メジャーリーガーでは唯一、2月の宮崎合宿から合流。自身のことより、チーム全体のレベルアップに尽力した。特に投手にはグラウンドやクラブハウスで滑りやすいWBC公式球の扱いや変化球の握りなど、技術に関して助言を惜しまなかった。球場を離れれば、チームに一体感をもたらすため、親睦を兼ねた食事会を開催。オリックス・宇田川が内気な性格で、チームに溶け込んでいないと知ると本人を囲んで「宇田川会」と称した投手会を開いた。自ら収集したライバル国の打者のデータを持参し、捕手ミーティングに参加したこともあった。

 ダルは所属するパ軍で、左足親指を骨折した右腕ジョー・マスグローブに代わり、開幕投手候補に挙がっている。開幕直前のWBCは調整に徹したからこそ、本番は期待できる。万全の状態で臨む今季は自己最多の16勝(2012年と22年)を上回り20個の勝ち星を積み重ねるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」