巨人は年俸1位でも満足度7位 元凶は原全権監督のマネジメント音痴…阪神と“逆転現象”ナゼ
年俸7位→満足度1位の阪神は…
一方、平均年俸は4345万円で7位ながら、選手の満足度は堂々の1位(60.00%)なのが阪神だ。在阪の球界OBがこう言った。
「最近は活躍した若手がしっかり評価されている。巨人と同じで、かつては阪神も補強に頼り、若手の育成が滞っていた。でも最近は一気に若返りを図り、生え抜き中心のチームづくりを進めている。WBCに出場した湯浅や中野らの若手が、早くから出場機会をもらって次々と台頭している。若手は年俸も安いので昇給させやすいとはいえ、今季も岡田(彰布)監督(65)は我慢強い選手起用で開幕ダッシュを果たした。FAで他球団移籍の可能性があった西勇、岩崎、岩貞と全員が残留したのも、今の阪神に居心地の良さを感じているからこそです」
実際、最優秀中継ぎを獲得した湯浅は、500万円から4700万円と大幅アップを勝ち取った。これは球団史上最高の昇給率だった。中野は3700万円から7000万円。佐藤輝は4260万円から8500万円。伊藤将は4400万円から8000万円と軒並み厚遇を得た。
25日現在、阪神は貯金2、巨人は借金4だが、選手の満足度もチームの強さも対照的。原全権監督の責任はデカい。