巨人大城はアピールするなら“原のうち”…大物バウアーからの一発含む4安打も問題はリード
■“慎之助政権”が誕生なら若手捕手抜てき?
過去にはこんなミスでベンチを怒らせたことがある。
「接戦の無死満塁の状況で、ベンチは内野ゲッツーの守備隊形を指示した。それなのに、大城は併殺を打たせるために低めを要求することなく、なぜか外角高めに構え、まんまと満塁弾を浴びた。原監督は『ベンチの意図を理解していたのか?』と激怒していました」(同前)
そこにきて阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)の存在だ。
阿部ヘッドは昨年、日刊ゲンダイのインタビューで「若手の正捕手を早急に育てたい」と自らの構想を語っていた。仮に、来季“慎之助政権”が誕生すれば、山瀬ら若手捕手が抜てきされ、大城はベンチを温めることにもなりかねない。
下位に低迷する原監督に「今季限り」の可能性が出てきた以上、いくら世界一メンバーだろうが、自慢のバットでも苦手なリードでも、首脳陣にアピールするしか生き残る道はないかもしれない。