横綱・照ノ富士が巡業先で本音ポロリ…「誰か早く上がってきて…」後進待望の悲痛
「幕内力士は主にお昼前くらいに稽古をし、午後から土俵入り。その後、取組という流れです。横綱が何人いようが、巡業に参加している以上、横綱土俵入りは義務。取組は状態が悪い場合は回避できるが、一人横綱が休んだらファンを落胆させてしまう。照ノ富士だって、本音を言えば休みたかったはず。でも、横綱の責任があるので休めない。せめてもう一人、イキのいい横綱がいれば、巡業そのものを休んで治療に充てることもできたでしょうから」
この日、照ノ富士は新大関の豊昇龍に稽古をつけた。期待の表れかどうかはともかく、霧島と並んで今現在、もっとも横綱に近い大関であることは間違いない。
とはいえ、いずれも大関としてはまだ未知数の2人。照ノ富士の苦悩はまだしばらく続くかもしれない。