キプチョゲ東京マラソン出場決定 日本勢が改めて痛感する世界トップとの絶望的実力差
改めて現実を知ることになりそうだ。
東京マラソンの主催者は21日、来年3月3日の大会に五輪マラソンで2連覇しているエリウド・キプチョゲ(39・ケニア)と、10月のシカゴマラソンで優勝した女子のシファン・ハッサン(30・オランダ)が招待選手として出場することを発表した。
来夏のパリ五輪で3連覇がかかるキプチョゲは、今年のシカゴでケルビン・キプタム(23・ケニア)に自身の記録を34秒更新する2時間0分35秒の世界新記録を樹立されたが、シカゴと同様に高速コースの東京で再び「世界一」を狙う。
東京五輪の5000メートルと1万メートルの2冠に輝いたハッサンは、今年からマラソンに転向。マラソンのデビュー戦となった4月のロンドンでは2時間18分33秒で優勝を飾り、10月のシカゴでは2時間13分44秒の世界歴代2位(世界記録は2時間11分53秒)の好タイムで2勝目を挙げた。