今季はトレード活性化の予感…早くもあがる「セ球団32歳右腕」と「パ球団GG賞野手」

福谷浩司（Ｃ）日刊ゲンダイ

　野手は、楽天の辰己涼介（27）が注目を集めているという。仙台のマスコミ関係者がこう言う。

「辰己は中堅レギュラーで、ゴールデングラブ賞、ベストナインを受賞したこともある。昨オフの契約更改は2700万円増の年俸8000万円（金額は推定）でサインしたものの、越年交渉に。入団1年目から毎年120試合以上に出場し、それなりの活躍をしているにもかかわらず、球団の評価が低いことに不満を抱いているようです。楽天にとっては貴重な戦力も、交換要員次第では放出もある、と見る球団はあります」

　トレードに負の印象が付いて回ったのは今や昔。他球団から名前が挙がるということは、それだけ高く評価されているということなのだ。（つづく）

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