阪神岡田監督の去就を左右する親会社、後継者事情、健康問題、糟糠の妻・陽子夫人
岡田監督の去就は、親会社や後継者の事情に加え、自身の健康問題ともリンクする。
ただでさえ監督業は激務だ。昨季は夏場に心身の疲労が蓄積し、勇退説が浮上したこともあった。
「糟糠の妻である陽子夫人の存在も大きい」と、放送関係者が続ける。
「夫人は岡田監督を心身両面でサポートしています。食事面などの健康管理はもちろん、試合やスポーツ紙をくまなくチェックするなどしてチームの状況を把握しようと努め、ときに岡田監督にアドバイスを送ることも。基本的には、『主人には好きなようにやってほしい』という感じですが、昨夏の岡田監督の疲労困憊ぶりは、さすがに心配だったようです。就任2年目の岡田監督は生活リズムの『慣れ』はあるものの、苦戦が続くなど、昨季以上に心身への負担は大きいはずです。岡田監督は常勝チームを構築したうえで、後継者に託すつもりですが、仮に来季続投要請を受けたとしても、来年67歳を迎える岡田監督がユニホームを着続けることができるかどうか。岡田監督自身の気持ちはもちろん、夫人の考えも判断材料のひとつになるでしょう」
岡田監督の進退は、4人のキーマンの存在に大きく左右されそうだ。