球審のジャッジも厳しい印象…いよいよ強まってきた大谷の「2年連続本塁打王」への風当たり
大谷翔平(30=ドジャース)が自身初となる1試合3盗塁をマークして、今季の盗塁数を「31」に伸ばした。すでにリーグトップの33本塁打を放っているため、日本人選手としては初の「30‐30」をクリアした。
日本時間4日のアスレチックス戦に出場した大谷は5打数2安打(打率はリーグトップの.309)、3盗塁で、チームの4連敗阻止に貢献。打って走って負けが込んできたチームを鼓舞している。
「30‐30? ワオ! すばらしいことだ。今季は打者専念で、ショウヘイはキャンプから明らかに走ることにフォーカスしていたからね」
試合後のロバーツ監督はこう言って相好を崩したものの、そんな大谷に対する風当たりが厳しくなってきた。
この日の4打席目はフルカウントから外角低めボールになるシンカーがストライク判定。一塁に歩き出していた大谷は明らかに不満げだった。31日のパドレス戦でも低めのスプリットを自信もって見逃して一塁へ歩こうとしたが、ストライク判定。思わず声を上げて、何度も首を振った。