大谷は連日の一発、メジャー6人目「40-40」目前…それでも「未来が見えない」根本原因
メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁(現在37盗塁)」は時間の問題と米メディアが騒いでいる。
日本時間19日のカージナルス戦で2戦連続の39号本塁打を放った大谷翔平(30)のことだ。
とはいえ、本人は自分の打撃に満足しているどころか、「構えている段階で、いい未来があまり見えていない」と話している。この日は5打数1安打と、安打は本塁打の1本だけ。8月はここまで17試合で72打数12安打の打率.167。目に付くのは三振の多さで、ここ6試合で9三振。ロバーツ監督は2日前、「下半身がしっかりしていない。アイススケートの氷の上にいるようだ」と話していた。
特派員のひとりは「体勢を前後左右に崩されるシーンが多いということでしょう。打席でタイミングをずらされるケースが目立ちますから」と、こう続ける。
「特にベッツが復帰して以降の7試合は30打数5安打、うち4本は本塁打と、一発狙いで、いつも以上に力んでいるように見える。ベッツは本来1番打者だし、『ショウヘイがいるからしょうがない』と言いつつも、本音では1番を打ちたい。結果としてベッツを押しのけて1番を打つことになった大谷は、ベッツに対して申し訳ないと殊勝に思うタイプではない。むしろ、これまで以上に結果を出そうと気負いが生じているのでしょう。それが結果としてマイナスに作用しているのではないか」