大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情
例年より調整のペースを前倒ししてWBCに臨んだこともあり、8月に右肘がパンク。自身2度目の靱帯修復手術を受けるハメになった。
「ドジャースに移籍した今年はソウルで開幕戦を行い、来年は東京での開幕戦が決定。米国との時差ボケに悩まされるだけでなく、米国と日本は移動に片道10時間以上かかる。プライベートジェットを使っても移動の負担は小さくない。大谷が出場を直訴しても、WBCではドジャースが打者専念などの制約を課す可能性はある」(特派員)
まして大谷は、来季開幕からの二刀流復活に向け、投手のリハビリ中の身だ。
「靱帯再建術からの復帰1年目は、ただでさえ肘の状態は不安定になりがち。ダルビッシュ(パドレス)も15年のトミー・ジョン手術からの復帰後、原因不明の肘痛に襲われるなど、『1~2年間は普通ではない』と言っていた。大谷も1度目の手術後、20年に投手復帰した当初はアタマのイメージとカラダの動きが一致せず、思うような投球ができなかったこともあり、復帰2戦目に右肘靱帯周辺にある屈曲回内筋群を損傷。再び打者に専念せざるを得なくなった。しかも本人は3度目の手術となれば、投手を断念すると言っている。来年、再来年はかなり慎重にならざるを得ません」(同)