《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身

公開日: 更新日:

 2年連続でチームを甲子園に導いた花巻東(岩手)の佐々木洋監督(48)が昨年12月、大阪のグラウンドで「甲子園塾」の講師を務めたときのことだ。

「甲子園塾」は日本高野連が主催する、野球部の部長や監督を対象にした若手指導者育成のための研修会。そこで大谷翔平(30=ドジャース)や菊池雄星(33=アストロズ)の指導者としても知られる佐々木監督の講義に、一部の高校の部長や監督は仰天していたという。

「野球の戦術や技術や指導者としての心構えを説くのかと思ったら、パソコンを何台も持ち込んで、映像を見せながら体のメカニズムを理解する重要性をレクチャー。筋肉を付ける以前に柔軟性が大切だとか、股関節の骨盤がどうとか、胸郭がこうとか……選手個々の体に合った指導法が重要だとも。古いタイプの指導法に染まっていた高校の部長や監督はア然ボー然だったと聞きました」(アマチュア野球担当記者)

 選手個々の能力を上げたからといって、チームが勝てるようになるとは限らないが、旧態依然の指導法はもはや論外か。

  ◇  ◇  ◇

 今夏の甲子園を制した京都国際とは、いったいどんな学校なのか。男女比や野球部員が占める割合などはどうなっているのか。なぜ、好左腕が育つのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動